案件名 2004/04/20 配信
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新聞拡張員とのトラブル
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患者名 ハンドルなし 担当医 ばく 先生 ケンタ 先生
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●患者問診より●
平成13年10月のことですが、自宅(マンション)に居たところ、玄関先
の呼び鈴が鳴りました。通常は1階のオートロック通過を許可した人間し
か玄関前に来ることが出来ないのですが、いきなり玄関先の呼び鈴を押
されたことを不審に思い無視しておりました。
然し、5分近く経過しても一向に呼び鈴が止まず、ドアまで激しくノック
され渋々インターホン越しに会話をしました。
声の感じから20代の男性(以後A氏)で、「町内会の防災マップを配って
いる」との事でした。私は、「ドアポストに入れて下さい」とお願いし
たのですが、結局防災マップは入れられませんでした。
ここで止めておけば良かったのですが、不審に思ってドア前通路に出て
エレベータを見に行ったところ、他の階で停止していました。その階に
見に行くと、先ほどのA氏が居ます。
何をしているのか聞いたのですが、「新聞の拡張員をしていること」と
「オートロックを通過するのに他の人間(同マンションの住人らしい)
に手引きして貰った」ことが分かり、拡張のためにマンション内をロー
ラーしていたとのことでした。名前や名札を見せるように要求したので
すが、上記の情報以外知ることは出来ませんでした。
販売所にクレームを言おうと、連絡先を紙に書いて貰ったのですが、書
いた後にA氏の怒りが込み上げてきたのか、一度私に渡したその紙を奪い
返そうとして、小競り合いになりました。
その際に、私は背中と腕を打撲しA氏には軽い引っ掻き傷が出来ました。
マンションから退去する様にお願いしたのですが、出ていく様子もなく
事情を話そうと仕方なく交番へ向かいました。交番に到着して話をして
いると、そのA氏も現れ、お互いに事情を伝えました。
A氏は、その合間にも拡張団のボスに電話連絡している様子でした。ボス
からは徹底的にやれといった指示が出ているらしく、交番での話し合い
で埒があかず、警察署に向かって事情聴取を受けることとなりました。
お互いに事情聴取を受け、刑事からも「喧嘩両成敗だし和解したらどう
だ」という提案があり、私としても勉強になったと思い受け入れるつも
りでおりました。
然し、先ほどの拡張団ボスからの指示なのか、A氏は被害届を出すことを
譲りませんでした。私としても出さざる得ないと考え、お互いに被害届
を出すことになりました。
当日は、指紋採取と写真撮影が行われ、その後身柄引き受けに来た実家
の母と帰宅しました。
翌日病院へ行き、治療を受けましたが診断書については「必要が有れば
出しますよ」との医者の話もあり、診断書については請求しませんでし
た。
また、某新聞社のお客様相談室へ連絡もしたのですが、要領を得ない回
答(拡張団の自主性に任せており、新聞社としての社会的道義的責任に
ついては余り考えていない)で、どうにもなりませんでした。
上記の様な経過があり平成16年3月に至ります。
突然、警察から「A氏に確認したところ被害届を取り下げるとの回答があ
ったので貴方の意向を聞きたい」と連絡がありました。聞けば、A氏は田
舎へ帰ったらしく、交通手段が飛行機の為頻繁に来られないとのこと。
私としても、これ以上ゴタゴタするのは望むところでは有りませんが、A
氏のご都合主義の対応に釈然としないものを感じたため、「何故今にな
って取り消す心境になったのか」「この問題について今どのように考え
ているのか」という点を、連絡してきた刑事(以後B氏)に聞いて貰う様
お願いしました。
因みに、事件当日の担当刑事はB氏ではなく、2年の間に何回か引継が有
った模様です。
2年以上も放置されていた案件についてB氏が急に連絡してきた背景は、
凶悪事件を優先して対応している為に遅くなったが、B氏が3月16日で配
置換えになり別の人間に引き継ぐ必要性が有るため、可能であればB氏担
当中に処理してしまいたいとのことでした。
B氏は、このまま被害届を取り下げなければ、検察庁へ書類を回すとのこ
とで、「早く取り下げた方が良いのでは」という話でした。
(2年以上も放置していたものを、いきなり検察庁へ回すという話もブラ
フっぽいとは思いましたが。。)
取り下げる事も検討したいと伝えましたが、取り下げによって、指紋と
写真を破棄してもらえるかとの問い合せには、出来ないとの回答でした。
B氏は、毎日朝8時前後と夕刻に私の家と身柄引き受けに来た両親の元へ
対応伺いの電話を掛けて来ます。
私は不在にしている事が多く直接的な被害は被っていないのですが、母
は体が弱いのでなるべく心配を掛けたくないのが本音です。(身柄引き
受けに母を呼ぶことについても当日相当悩んだのですが)
その様な状況を全く無視して、自分の都合で電話を掛けてくるB氏に付い
ても多少の憤りを感じております。
余りにも連絡が付かない為にB氏は手紙を私の郵便ポストに入れ、それを
見て私から連絡したのが、今回B氏とのファーストコンタクトでした。
次回3月15日に私が連絡し、B氏がA氏に連絡した結果確認と、対応を伝え
ることになっております。
長くなりましたが、今後の対応についてご相談させて下さい。
1.今後の対応として以下3点を検討していますが、
A. 被害届取り下げる
B. 被害届取り下げない
C. 曖昧な回答で、のらりくらりと対応
それぞれにどのような結果とリスクが考えられるでしょうか。
2.A氏の振る舞いに釈然としないものを若干感じております。
・新聞の拡張団で有りながら、町内会の人間で防災マップを配っている
と嘘を付き、実際にマップを所持していなかったこと。
・オートロックを越えて勝手に他のフロアへ侵入してきたこと。
・1度は被害届を出すと言いながら、今になって取り下げるという身勝手
な対応。
「ギャフン」とまで行かなくとも「ギャ」ぐらい言わせる方法は無いで
しょうか。
3.今後同様の事が発生した時のためにも、新聞社への対応について、 何
か良い案がありますでしょうか。
4.実家に電話しないで欲しいとB氏に伝え、一応は電話が止まりましたが
無神経な対応に怒りを感じていることも事実です。また、警察の都合
で対応を延ばされたり急かされたり釈然としません。
警察に一泡吹かせることは出来ないでしょうか。
5.指紋と写真について、破棄できないとの刑事からの回答でしたが、 本
当に破棄してもらう事は出来ないのでしょうか。
6.その他、良きアドバイスがありましたら、よろしくお願いします。
何卒よろしくお願いします。
●担当医所見● ばく 先生
玄関を叩き続けられたり電話をかけまくられたり不快な思いをさせられ
た上に打撲まで受けて大変ご愁傷様です。しかし、所詮相手は士・農・
工・商・拡張員ですから、怒るだけ無駄です。
ましてや、これだけ時間が経ってしまったら尚更です。
「これも人生勉強」と諦めが付くのであれば、相手が被害届けを取り下
げたのを確認した上で被害届けを取り下げるのが一番かと。
しかしそれでは怒りが収まらない激裏会員であれば・・・(非公開)
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●担当医所見● ケンタ 先生
こんにちは。
まず、新聞の勧誘に関しての現状を・・・
勧誘行為は2つに分かれます・・・(非公開)
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