不倫相手を殺害した現職大阪府警察巡査水内貴士を逮捕
大阪府警の現職警察官が1983年ぶりに殺人で逮捕され衝撃を与えている。
逮捕されたのは大阪・阿倍野署の巡査長水内貴士。
【Twitter】
震災支援で派遣されていた東北で知り合った白田光さんと交際。その後、水内巡査長は別の女性を結婚したため、ズルズルと不倫関係に。東北から大阪に出て医療事務員をしていた白田さんから「奥さんや警察に言う」と喧嘩になった為殺害したという。
【美人だと有名だった白田光さん】
【Facebook】
【殺害現場のマンション】
ストレスが多い震災後の東北での後方支援。公私混同もやむなしと交際関係まで管理できなかったのか。一部の署員とはいえ、管理する認識の甘さが出たようだ。
被害者のご冥福をお祈りいたします。
■ 事件直後に剣道稽 殺人容疑の大阪府警巡査長
大阪市東住吉区で病院事務員の女性を殺害したとして25日に逮捕されたのは、大阪府警の現職の警察官だった。女性の知人らは「言葉がない」と述べた。
府警や知人によると、殺人容疑で逮捕された阿倍野署地域課の巡査長、水内貴士(みずうちたかし)容疑者(26)は、学生時代から剣道に打ち込み、5段の有段者だった。高校卒業後の2006年4月に警察官に採用され、警察署の地域課などで勤務。勤務態度に問題はなかったといい、処分歴もなかった。
殺された女性(23)との接点は、水内容疑者が13年4月、東日本大震災の復興支援のため、志願して宮城県警に出向したときだ。宮城県内の大学に通う女性とイベントで知り合い、交際を始めたとみられている。
水内容疑者は1年後の14年4月に府警の阿倍野署に復職。地域課でパトカー乗務員として勤務していた。同じころ、女性も大阪市内の病院に就職し、医療ソーシャルワーカーとして働き始めたという。病院によると、採用面接で「ホームページを見て、地域医療の活動に感銘を受けた。大阪で自分の力を試したい」と語っていたという。だが、水内容疑者は昨年8月、別の女性(26)と結婚。府警は昨年末から別れ話が持ち上がったとみている。
府警によると、水内容疑者は24日は非番で、殺害直後とみられる午前9時半から同11時まで阿倍野署で剣道の稽古に参加していた。任意同行の直後は、「女性のことは知っているが、殺されたことは知らない」と否認したが、25日になって「別れ話をしたところ、阿倍野署や府警本部、奥さんに言うと言われ、カッとなって殺した」と説明を一転させたといい、供述の裏づけを進める。