喉頭声帯がんで闘病中のつんく♂が、出身大学である近畿大学で行われた度入学式に出席。手術により声帯を摘出し、声を失ったため、一言も発さずに祝辞が字幕で流れた。
去年1月のラジオでも声がガラガラになっていた。
歌手として命同様に大切な声を失ったとなればショックは計り知れない。せめてもの救いはシャ乱Q25周年ツアーが、数年前成功のうちに終わった事だろうか。
まだまだ闘病は続くだろうが、声を失った第二の人生、音楽プロデューサーとしての活躍を願いたい。
■シャ乱Qはたけ、つんく♂声帯摘出でファンへ「悲愴感より期待感を」
シャ乱Qのリーダーでギタリストのはたけ(46)が5日、フェイスブックで、声帯を摘出したつんく♂への想いを綴り、ファンへ向かって、「みなさん、こんな時は悲愴感より、期待感を高めてほしい。その方が、、つんくは燃えよる^_^ そういう男やねん」と力強くメッセージを送った。
はたけはフェイスブックで、「つんくの報道について、、、」と書き出した後、「大変なことやし、もちろんショックも心配もある。でも大丈夫や。つんくという男は逆境をパワーにできるやつやねん」と綴り、長く側で見守ってきた男ならではの言葉でつんく♂への想いをしたためた。
そして、何度も窮地に立たされてきたシャ乱Qというバンドは、「逆境に立てば立つほど、周りがアセる中、『むしろ、逆にオイしい』と笑いながら乗り越えてきた。そんなムードをつくってくれたのは、いつもつんくだった」とし、はたけ、まこと、たいせいの先頭に立ち、前を向いてきたつんく♂の人柄に触れた。
はたけは、安直な言葉で綴ることに抵抗感を抱きながらも「あえて、、つんくは大丈夫。オレはそう信じてるねん」と、つんく♂への溢れる想いを綴った。
そして、「この先、つんくが何をするのか、、一緒に何ができるのか、まだわからないけど、、つんくは世の中に感動を与える表現者であり続けるだろうし、シャ乱Qのメンバーであり続けるねん」とし、つんく♂は変わることなく、自らの道を歩み続けることを誓った。
さらに、「みなさん、こんな時は悲愴感より、期待感を高めてほしい。その方が、、つんくは燃えよる^_^ そういう男やねん」とファンに向かって、悲しみを湛えるより、つんく♂のこれからに期待して欲しいと力強くメッセージを送った。
フェイスブックには白黒で撮影された、被り物を付けたつんく♂とはたけの2ショット写真も掲載。ひょうきんさがストレートに伝わるこのカットに、はたけが綴ったつんく♂の人柄がとても良く滲み出ている。