昨年5月に麻薬取締法違反で逮捕され懲役3年、執行猶予4年の判決を受けた宮崎重明ことASKA。その後下総精神医療センターに通院し、薬物からのリハビリ中。しかし、その外見はまるで別人の様。白髪まじりの髪は薄くなり、20キロ近く激太りしていた。
現在復帰を狙って作曲活動も行っているというが、逮捕寸前まで公式ファンクラブ会報で「身の潔白」という嘘を貫いたため、ファン離れも激しい。
長期にわたる薬物乱用と加齢で音楽生命は断たれたと見られているが、現在自宅は大掛かりな防音工事中だという。逮捕そして後遺症からの再起は厳しそうだ。
■ASKA 激太りで白髪ボサボサ…あまりの変貌に誰も気づかず
クリスマスも近づき、若者たちで賑わう東京・青山通り。12月中旬の夕方、その人波のなかを歩いていたのはASKA(57)だった。だが誰も、彼に気付くものはいなかった。
かつてのような超人気アーティストとしてのオーラが失われていただけではない。頭はボサボサで白髪だらけになり、本誌が夏に目撃したときよりもさらに太り、驚くほど風貌が変わっていた――。
ASKAを知る音楽関係者は言う。
「’14年5月に麻薬取締法違反で逮捕されたときの体重は65キロほどでしたが、いまでは80キロほどに激太りしているそうです。外出の機会も少なく、かなりストレスも溜まっているのでしょう」
ほとんど街を出歩くこともないASKAだが、定期的に歯科医院には通っている。本誌が彼を目撃したのも、通院の後だったようだ。表情はどこかうつろで、目つきもぼんやりしている。リハビリは暗礁に乗り上げているのか。彼はコンビニに立ち寄ると、カップめんにスナック菓子、いわゆるジャンクフードばかり買い込み、家路についた。
実は大きな変化が生じていたのはASKAの外見ばかりではなかった。5億円とも言われる彼の豪邸は、青いビニールシートで覆われていた。
「壁面の断熱材の交換をするそうです。工事施行会社の人たちが近隣で挨拶に回っていました。工事期間は1カ月だそうですから、かなり大がかりですね」(近所の住人)
実はこのリフォーム工事は、妻・洋子さん(60)が決断したものだという。前出の音楽関係者は言う。
「もともとASKAの自宅はかなり防音対策をしています。しかし新しい断熱材はより吸音性が高いものになるそうです。洋子夫人にはASKAがいつでも作曲を再開できるように、という思いがあるようです。また『リフォームが気分転換になれば』とも話していました。自宅の地下室でもASKAは覚せい剤を使用していたわけですが、改装をしていくことで、その悪夢のような記憶を少しでも払拭できればと、考えているのです」
妻・洋子さんの願いが通じ、ASKAが立ち直る日はくるのか。