警察大学校の研修資料から見る「捜査の抜け穴」no.21
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警察大学校の研修資料から見る「捜査の抜け穴」no.21
以下の文書は、警察大学校で行なわれる研修のために作られた資料です。
警視庁および各都道府県警察の交通取締課の職員や、駐車監視員の指導者教育で用いられるとされており、交通取締で生じる市民とのトラブルに関する内容となっています。
近年、駐車監視員のモラルの低下による雑な応対が問題され、それに関連した事例が増加しているそうです。
監修:
・警察庁交通局交通規制課
・警察大学校交通教養部
・放置車両確認事務受託法人 シンテイ警備株式会社
現場で多い取り締まり逃れの手口や対応の失敗例が書かれており、2016年現在の「道路交通法」に基づく、警察官および駐車監視員による取り締まり傾向が読み取れます。
資料の一部をご紹介します。また、筆者の解説も加えてあります。
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【無効となる標章:66.&標章のチェック方法】
■66.
標章には車両の確認を行なった駐車監視ユニットの2名ないし3名の苗字が記載されている。通常は端末操作の際、2名分のIDとパスワードでログインするが、相手のIDとパスワードを誤って選択しログインしても気付かないケースが多い。またユニットの片方が急なメンバー交代となったような場合も、惰性でそのまま元の2人の名を使用し続けるケースも多い。