リタリンの有効成分として有名なメチルフェニデートは精神刺激薬の一種であり、ヒロポンの有効成分であるメタンフェタミンと同類のものです。一連の事件報告を受けて、現在この薬は主にコンサータという徐放製剤として流通しています。これは血中に徐々に成分が溶出するよう、薬剤を特殊な固形カプセルに封入したもので、成分自体はかつてのリタリンと変わりありません。

コンサータは、その常習性や副作用の危険性から、通常は特殊な研修を行なった精神保健指定医のもとへ何度も通院し、各種検査を行なって間違いなく薬の必要性が認められたうえで処方されます。

参考：コンサータ錠 適正流通管理委員会 事務局

こちらのコンサータを非常にお粗末な診察で即日処方してくれる病院が存在します。