カルテ：事業物件を個人間で賃貸契約する際の不安を回避したい

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患者名：たなか
担当医：ポゴステモン・ヘルフェリー先生

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■患者問診■

【現在の具体的な状況】
製造業系事業の立ち上げを考えていたところ、知人から「知り合いが製造業向きの機材など、ある程度そろっている物件を持っている。今は使っていないから格安で貸してくれるはずだ」と教えてもらいました。

その後、実際にオーナーと会い、物件も内見しました。条件も良く、ここに決めようと考えているのですが、契約に関して不安があります。

オーナーはバツ2で子なし、両親も他界している50代後半の独り身です。初対面でも感じ取ってしまうほどに変わり者なうえ、近隣住民からの評判もよくないようでした。

【抱えてる問題／困っている事】
オーナーは契約に不動産屋を介したくない様子です。しかし個人間契約では、のちのちトラブルになる可能性があると思います。

いくら機材が揃っているとはいえ、建物は老朽化しており、外観や内装の改修にはそれなりの費用がかかります。せっかくお金をかけて改修したにもかかわらず、途中でオーナーから出ていけと言われたりするのではないかと考えてしまいます。ちなみに、オーナーの自宅はこの物件の斜め前です。

【何を聞きたいのか】
相手が嫌がったとしても、やはり不動産屋を介した方が良いでしょうか。もし不動産屋をとおさず個人間で賃貸契約をする場合、どのような契約を交わせばオーナー側からの横暴な契約反故、あるいは立ち退き要求などを回避できますでしょうか。

そもそも、個人間で交わす賃貸契約に法的な縛りをかけることは可能なのかも知りたいです。