2014年7月、男性に睡眠薬入りの飲料を飲ませ、昏睡させたうえで金品を奪ったとして逮捕された「声優のアイコ」こと神いっき。
神いっきは性同一障害、元々は女だが乳房切除手術を受け、男性名に改名。逮捕後、一貫して犯行時の記憶がないとして犯行を否認。事件のときは女性の姿で犯行に及んでいた。
逮捕後、多重人格であり、犯行時の記憶がないとして犯行を否認するも、2017年4月、懲役10年の判決が下され、10月に控訴審初公判が行われた。
拘置中に妊娠しているのがわかり、2014年12月獄中出産
どうして妊娠したのかまったく記憶になく、別人格が「強姦された」可能性を疑い、今年8月に強姦の被害届を出したという。
胸部は切除していたが、子宮や卵巣は摘出していなかったのだという。「男のケジメとして産みました。自分は父親になったんだなぁと思いました」と本人は語る。生まれた赤ん坊と過ごしたのはたった5日だけだったという。子供は女児だった。
治療が必要な多重人格かもしれないが、その全員の人格すべてに本人の責任がある。多重人格で犯罪の記憶がないという逃げ道は認められないだろう。とはいえ、生を受けた複雑過ぎる出自の赤ん坊。順調に育っていれば今年で3歳になる。幸せに暮らしていることを祈るばかりである。
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