比嘉大吾、900gの体重超過で王座剥奪

2018/4/24 10:05
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ピンクのジャージを着た男性とアフロヘアの男性

前代未聞、WBC世界フライ級王者比嘉大吾が、ボクシングのダブル世界戦の前日計量に挑むも900グラムのオーバーでクリアできず王座を剥奪され話題になっている。


比嘉大吾 世界王座剥奪

計量をしているボクシング選手
フライ級の制限体重は50.8kg、比嘉は51.7kg

2時間後の再計量も辞退したのは、試合前日の軽量級ボクサーは体脂肪率一桁のため一時間では1kg落とすのはほぼ無理だと判断したのだろうか。

比嘉本人はフライ級ではなく「上の階級でやりたい」と以前から主張。1カ月半で約12キロもの減量を強いられ、パニック障害を起こす程だったという。こういった発言や状態をジム側は無視。連続KO記録に拘った故の失態の模様。

JBCが試合開催の条件に定めた55.3キロはクリアしたため横浜アリーナでの試合は実施するというが、防衛を見るためにチケットを取った観客からのブーイングは不可避であろう。

一つ階級を上げても王者になれる位のフィジカルが期待されているようだが、長期出場停止などの厳罰の可能性も高く、処分が気になるところである。


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