カルテ：義母に酷い仕打ちをするパワハラバイヤーを会社から追い出したい

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患者名：友人代理
担当医：匿名先生

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■患者問診■

【現在の具体的な状況】
遠方に住んでいる義母についてご相談いたします。

義母は田舎の地元スーパー（田舎で3店舗ほど展開する社員数100人ほどの会社）の鮮魚売り場でパートとして働いています。70歳の一人暮らし、年金も少ないので働けるうちは働いていたいと毎日休まずに出勤しています。

10年ほど前に以前働いていた会社が倒産し、ようやく見つけた勤務先ですが働き始めた直後から「バイヤー」と呼ばれる鮮魚担当の男性上司（50代後半から60代前半）になぜか目を付けられました。指導初日から怒鳴られ、馬鹿にされ「ババぁ・のろま・グズ」と罵られ、それが10年たった今でも続いています。バックヤードや休憩室で怒鳴られるのはしょっちゅうで、最近では売り場のお客さんの前で罵られることも日常的になってきたそうです。

義母本人のミスならまだしも、ほかの職員のミスでも義母を怒鳴るそうです。「自分のミスではない」と訴えると「誰のミスとかが問題ではなく、今あなたがミスに気付かなかったことが問題だ！」と鮮魚売り場のミスはすべて義母のミスになり怒鳴られるそうなのです。

また社員の誰かが旅行にいった際のお土産や差し入れは一旦バイヤーに渡すそうで、それをバイヤーが売り場の人に配るのですが、あからさまに義母をとばして配るそうです。そのため、この10年間は一度もお土産や差し入れをもらったことがないそうです（決して欲しいわけじゃない。ただその場に居づらいのよね……とのことです）。そのときの義母の気持ちを思うと堪りません。

あまりに腹が立つので、帰省した際に一言文句を言ってやろうと思っていても「働きづらくなる。クビになったら仕事がなくなるから黙っておいてほしい」と義母は言います。

以前、見かねた同僚がバイヤーよりも上の人に義母の状況をそれとなく話したらしいのですが、それを耳にしたバイヤーから鬼のように怒鳴り散らされ、上司には問題はないと報告させられたことがあったそうで、もう事を荒げたくないとのことでした。

そこで、そんな辛い毎日を送る義母をどうにか助けることはできないかと労働基準監督署（以下、労基）に相談してみました。労基からは「会社に指導と改善要求はします」と言ってもらえましたが、その際に「義母が職場に居づらくならないような配慮はしてもらえますか」と尋ねると、「それは労基の範ちゅうではないし、会社側の判断に委ねます」という、そっけない返事でした。

義母は事を荒げたくないし、職を失いたくないとパワーハラスメント（以下、パワハラ）で訴える意思はないようですが、その娘の旦那として怒りがおさまらない上に、逆らえない年寄りを怒鳴り散らし奴隷のように扱うバイヤーが人として許せません。

【抱えてる問題／困っている事】
義母はすでに70歳のため再就職は難しいです。本人は健康で元気もあり、働き続けたいという気持ちが強いので、できれば今の職場で最後まで働かせてあげたいです。

【何を聞きたいのか】
なんとかこのパワハラバイヤーを追い込みたいです。義母もあと数年すればこの職場を去ると思うのですが、義母の次の誰かがまた同じようにパワハラバイヤーのいじめの標的になってしまうと思います。

人としてありえないそのパワハラバイヤーをどうにか会社から追い出す方法を、激裏スタッフの皆さま、並びに激裏メンバーの皆さまのお知恵を拝借できればと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。