カルテ：祖父から譲られた株式を最小の課税で済ませたい

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患者名：しんぷそん
担当医：Hatch先生

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■患者問診■

【現在の具体的な状況】
現在、傷病手当を受給して休職中の40代男性です。

子どものころ、祖父が保有している株式を私の名義に書き換えてくれていました。当時まだ学生だった私はわけも分からず、親が勧めるままに譲り受けましたが、どうやら贈与税は支払っていないそうです（ちなみに祖父と私は姓が異なります）。

名義書換が完了したのは私が大学ぐらいのころ、おおむね20年前のことです。「30歳すぎるまでは売るな。それ以降であれば時効なので売却しても良い」ということだけ言われたのは記憶しています。当面売るつもりもなかったので、あまり気にせずこの年になりました。

なお、祖父はすでに他界しております。

【抱えてる問題／困っている事】
傷病手当もそろそろ切れるため現金が必要で、株式の一部を売却しようと考えています。しかし、取得時の価格がわからないため（譲り受けたあとの初期の株価の手書きメモは残っていますが）いくら課税されるか分からず、怖くて売るに売れません。

なお今年から特定口座ではなく、ネット証券の一般口座に切り替えてしまいました。3年以上前の特定口座のころ2度ほど売却したことがありますが、当時は特定口座だったため自動的に20％が徴収されていました。

特定口座のままにしておけばよかったと悔やんでいます。

【何を聞きたいのか】
株式を売却して現金化したいのですが、どうすれば安全にもっとも税金を安く売却できますでしょうか。

また来年から売買にはマイナンバーが必須と聞いています。売るならすぐに売ってしまったほうが、いろいろと足がつかなくてよいのでしょうか。

よろしくお願いいたします。