父親から虐待を受けていた栗原心愛さん(10)が死亡。事前に学校で取ったアンケートには、父からの虐待と思われる「なぐられる10回(こぶし)」「きのうのたたかれたあたま、せなか、首をけられて今もいたい」「口をふさいで、ゆかにおしつける」など被害が具体的に。
しかし、通報された父親が逆上して児童相談所に詰め寄り、威圧的な態度に恐怖を感じた担当者が、父親にアンケートを見せるという失態が発覚。
【これまで判明していることの経過】
2017年8月 千葉県野田市へ転居
2017年11月6日 心愛さん、アンケートを答える
2017年11月7日 児童相談所に一時保護(アンケートの翌日から)
2017年12月27日 一時保護解除、親族宅に預けられる
2018年1月12日 両親は、アンケートの閲覧とコピーを請求、市側は同意書が必要と説明
2018年1月15日 娘の同意書を持ってきて、母親が「間違いない」としたので、アンケートを両親に渡す
2018年1月18日 野田市内の別の小学校へ転校
2018年3月 親子関係改善として自宅へ
2018年6月 いじめのアンケートに、「いいえ」と回答
2018年11月 いじめのアンケートに、「いいえ」と回答
2019年1月7日 始業式から不登校
2019年1月24日 心愛さんの死亡
アンケート
[あなたは、今いじめられていますか。という質問]
はい
[どのようないじめかをたずねる質問(選択肢)]
「いやなことをくりかえしていわれたり、こわいことばでいわれたりする」を選択
「おもいきりぶつかられたり、たたかれたり、けられたりする」を選択
[あなたは、いじめをだれからうけましたかという質問(選択肢)]
「かぞく」を選択
[悩みや相談したいことを自由に書くことができる欄]
お父さんにぼう力を受けています。夜中に起こされたり、起きているときにけられたりたたかれたりされています。先生、どうにかできませんか。
栗原夫婦は沖縄で結婚、その後離婚。復縁後妊娠するもDV、その後千葉へ。
はっきりしたSOSを出しても対処できないとは……。児童相談所の権限を明確にすべきではないのか。
女児“虐待死” 専門家「子どもの声また届かず」(19/02/06)
◆本日の激裏情報◆
クリニック 無職でもそれなりの対外的地位が欲しい