アメリカ警察やFBIなどの機密文書が流出! データがネット上に公開中
「WikiLeaksの代替」と呼ばれている活動家グループ「Distributed Denial Of Secrets(DDoSecrets)」が、2020年6月19日アメリカの法執行機関から盗み出された機密文書を公開しました。
機密文書はAnonymousによりもたらされたとのことで、容量にして約270GBほどあり、これはアメリカ史上最大の法執行機関によるデータ流出とみられています。
問題のデータはポータルサイトで公開されており、ダウンロードが可能な状態になっている模様。
ポータルサイトによれば、データの多くはアメリカの200以上の警察署や法執行機関の10年分以上(100万件以上)のファイル。内容は米連邦捜査局(FBI)への報告書、法執行機関向けの手引きなどで、ファイルの一部には個人の名前や画像(容疑者)、銀行口座番号、電話番号などの個人情報も含まれているそうです。
流出の背景には、コロナウイルスに対する反都市封鎖運動や白人警官によって圧迫死させられた黒人男性を巡る抗議運動が関係しているそうですが、個人情報が流出したことによって被害を受ける方もおられるでしょう。このような流出が早く止まることを祈るばかりです。