企業や有名人の「税金トラブル」がしばしばニュースになります。そんな税金トラブルで一番よく聞くのが脱税の話でしょう。

脱税とは、たとえば売上を隠したり領収書を偽造したりして、不法に税の負担を免れる行為です。脱税行為は申告納税義務に違反する行為として行政処分の対象となり、ペナルティーとして重加算税が課されることになります。さらに、悪質だと判断された場合には、脱税犯として5年以下の懲役あるいは罰金、または懲役刑と罰金刑の両方が科されることもあるのです。

社会的に問題になる脱税ですが、その手前となる「申告漏れ」と「所得隠し」についてはあまり大きく報道されません（有名人除く）。

そこで今回は、大きく報道されないまでも、関係者のあいだで話題になった「国税にバレた所得隠しの事例」をお知らせします。