カプコンを標的にした不正アクセスで、同社が保管しているデータが第三者からハッキングされ、データとの引き換えに身代金を要求するランサムウェアの被害が確認されました。

その後、犯人を名乗る集団から金銭を要求するメッセージを受けたため、カプコンは大阪府警に通報。2020年11月12日には一部の個人情報流出を確認し、11月16日に最大35万件の個人情報が流出した可能性があると発表しました。

流出したデータには国内外の顧客情報や株主名簿、財務情報、従業員、採用応募者などが含まれているとの話。

問題は、これらハッキングされたデータがTorブラウザー上にある犯人のウェブサイトで公開され、ダウンロード可能となっていることです。