コロナ重症患者の闘病記 その1「まさかのコロナ!」

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2021/4/28 09:00
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パズルピースの中のコロンを眺める人形

2020年、師走に入って間もない日の夜、咳が出て眠れない日があった。もともと喘息持ちだった私は「またいつものやつか……」と思い、朝になったら病院に行くと決めてベッドの中で朝を待った。

朝、自分で車を運転し病院に着いたのは10時を回ったくらい。入り口で検温され何事もなく受付に行く。

受付:「今日はどうされましたか?」

私:「いつもの気管支喘息が出て、発作っぽいので薬をもらいに来ました」
※医者でもないが何回も経験しているので決めてかかっていました。

受付:「それでは内科の方にお進みください」

私:「はい、わかりました」

内科受付に着くと「まず検温をお願いします」と言われたので、体温計を脇に差して待つこと数十秒……。

38.5度!! えっ……?

もう一度測る……38.6度! 上がってる!?

受付の人に体温計を見せると顔色が変わったのが分かった。受付の人が慌てる……。そしてすぐに、フェイスシールドをした看護士が来た。
 
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