クリニック 野良猫による被害を役所に取り合ってもらいたい
カルテ:野良猫による被害を役所に取り合ってもらいたい
患者名:山本
担当医:
bank先生
■患者問診■
【現在の具体的な状況】
数年前、現在の住居に引っ越してきたのですが、そのときから野良猫による被害に悩まされています。糞尿被害に始まり、住居の網戸を何度も破られたり、隙を突いて家屋へ浸入し食料品を食い漁ったりなど、行為はエスカレートしています。
管轄の役所に苦情を申し立てて、どのように対策するべきか相談するも、野良猫のしたことだからと取り合ってくれません。唯一対応してもらえたのは、愛護団体と連携して避妊手術を行なったことです。
役所としては、野良猫は避妊手術をしたあとに元いた場所に戻し、地域猫として余生を過ごしてもらう方針だそうです。
以上の理由により、野良猫を捕獲して保健所へ連れて行ったり、里親を募ったりはしないと言われました。
【抱えてる問題/困っている事】
糞尿被害はある程度やむを得ないとして、網戸が破られたり食料品を食い漁られたりなど、たびたび損害や精神的苦痛を受けており、この憤りをどこにぶつけてよいのか困っています。
役所としてはできることはやったという態度ですが、住民への被害に対しては救済措置も講じることなく泣き寝入りしろと言わんばかりの対応です。
当然納得できるはずもなく、しかるべき対処を怠ったとして行政訴訟も検討していますが、インターネットで検索しても関連記事や判例が見当たりませんでした。
【何を聞きたいのか】
訴訟において慰謝料で利益を得ようとは思っていません。野良猫に対ししかるべき対応を取ってもらいたいという考えです。
仮に行政訴訟が有効と考えられるようであれば、詳細については法の専門家に相談するつもりですが、「常識的に考えてこんなことで訴訟はありえない」「訴訟を起こしても何も得られない(勝算は限りなく低い)」などと思われる場合、その理由を伺いたいです。
法律も絡む相談になりますので、明確なアドバイスは難しいと思いますが、お答えいただける範囲で構いませんのでどう動くべきかご教示ください。
よろしくお願いいたします。