東日本大震災以来、アベノミクスの登場により円が増刷、トランプ大統領の登場やウクライナ侵攻などの不確実性により資源高、日本の貿易収支は赤字となり、信じられないような円安基調が続いております。
ここで経常収支までが赤字となりますと国力の低下につながりかねません。政府・産業界共に国民の貯蓄性向から株式への投資に対する熱度を上げることでインフレを起こし、税収を確保、天文学的な国家債務を低減させる方策しか国として生き残る道がなくなっているように思います。
今後は賃上げという心地よいフレーズの裏で、地獄のような物価高と金利上昇局面からは逃れられず、投資をしないと生きていけなくなってしまいます。
リスク資産としては債券や不動産もありますが、日本は固定資産税も高く、債券では個人取引の流動性も低いため、投資と言えば日本株しかありません。米国株には為替リスクが存在します。
日本株は新NISAの導入によって、今後数十年はデフレの時代には考えられなかったレベルでの上昇が期待されています。
しかし、株式はそれほど簡単ではなくメンタルも要求されます。そんなときに役立つのは何と言っても現場の経験則。
そこで今回、30年間のファンドマネージャーとしての勤務経験に基づく、確度の高い厳選したアノマリーをご紹介いたします。