34年周期の日本株上昇最終局面でのメガバンク株取引戦略
猛烈に上昇を続ける日経平均ですが、日経平均に連れ高し上昇している現物株は半導体銘柄やソフトバンクグループ、ファーストリテイリングなどの割高株ばかりで、NISAはもちろん素人の長期投資には不向きです。
絶対に倒産しないPBRが低い大型株で高配当という株式は日経平均での寄与度も低く、日経平均が史上最高値を取ろうという高揚感に乗り遅れ、悔しい思いをしている投資家は多いことでしょう。
株式投資の難しさは、我欲を断ち切り最高値で売り切る胆力に尽きるのですが、最高値のタイミングや我欲の断ち切りのための納得するトリガーを見つけ出すことは普通の感情ある人間には難しいことです。高配当で絶対つぶれない大型株投資の場合はなおさらでしょう。
しかし、株式はそのような長期的な視点でも元本価格が大きく下落してしまうことが多いもの。やはり高値で売り逃げて、誰も買えないような経済の低迷期に安値で仕込んでいくというのが、多くの富を得るもっとも効率のよい方法だと思います。