クリニック 従業員を休憩なしで働かせるリスクについて教えて欲しい
カルテ:従業員を休憩なしで働かせるリスクについて教えて欲しい
患者名:匿名希望
担当医:
mica先生
■患者問診■
【現在の具体的な状況】
グループホームを経営しています激裏メンバーです。現在、人手不足で夜勤帯は従業員1人に対応してもらっています。
労働基準法第34条で「労働時間が6時間を超え、8時間以下の場合は少なくとも45分、8時間を超える場合は少なくとも1時間の休憩を与えなければならない」と定められています。また、休憩時間とは「労働と完全に離れた状態」となっています。
【抱えてる問題/困っている事】
求人を出しても応募が来ず、夜勤帯は1人で対応してもらわないといけない状況です。この休憩なしの状態を続けた場合のリスクが怖いです。
【何を聞きたいのか】
一応、防衛策は立ててあります。
①休憩時間がない分、労働時間すべてに対して賃金を支払う
②何もないときは仮眠を取ることを許可している
労働時間すべてに対して賃金を支払っているので、未払い賃金の訴訟リスクはありません。休憩がないことで病気になったと主張されても、因果関係の証明が難しいので、治療費・慰謝料の訴訟リスクはありません。
休憩がないことを労働基準監督署に通報されても、労働時間すべてに対して賃金を支払っているので、休憩させるように注意されるだけです。
ほかに考えられるリスクがあればお教えいただきたいです。