インターナショナル会員制社交クラブ「Tokyo American Club」に行ってみた
東京都港区といえばセレブに人気のエリアとして有名です。昨今はインバウンド向けのラグジュアリーホテルの開発も進んでおり、浮ついたバブリーな雰囲気は増す一方です。
港区の人気の源は何でしょうか?
森ビルやケン・コーポレーションの戦略的な都市開発や大手メディアの宣伝が成功しているように思います。しかし、もともと大使館が密集していて国際色が豊かなところも魅力として挙げられるでしょう。
港区に詳しい不動産屋に区内の人気エリアについて聞くと、たいてい「元麻布」と答えます。そして、このエリアを調べていくとTokyo American Clubが最大のランドマークであることが分かります。
つまり、雑誌の「東京カレンダー」などに代表されるキラキラ東京ドリームの中心はTokyo American Clubである、と言っても良いでしょう。
昨年、麻布台ヒルズが開業して話題になりました。前澤友作氏もここのアマンレジデンス東京に入居しているそうです。この展望台から周囲を見下ろすとちょうど目の前に大きなガラスのドームで囲まれた建物が目に留まります。
これがTokyo American Clubです。外交官や外資系企業役員などを中心に都心の有力者が多く入会しているという噂です。
紹介者2名が必須であり、入会金は450万円、さらに内部は英語が公用語と、なかなか庶民にはハードルが高いです。
しかし、秘密にされると中身を知りたいというのが人の性ですね。私は今回、本来クローズドなコミュニティーである本クラブを自由に見て回ることができましたので、その体験を共有いたします。