クリニック メンタル不調で就労困難な45歳でも生活保護を受けて楽しく生きたい

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2025/11/18 13:00
生活保護と書かれた封筒を見せる男性のイラスト

カルテ:メンタル不調で就労困難な45歳でも生活保護を受けて楽しく生きたい
患者名:パンツ葉加瀬太郎
担当医:月夜野先生 / ネクストせいこ先生

■患者問診■

【現在の具体的な状況】
45歳の独身男性です。数年前から精神科に通院し、適応障がいを繰り返しています。現在は働くことが困難な状態にあり離職中です。

手持ちの資産として、60歳まで引き出せないiDeCoが約300万円ありますが、今すぐ使える銀行口座の残高は30万円ほどしかありません。このままでは年を越すのも難しい状況で、正直かなり追い詰められています。

趣味は一眼レフカメラ(手持ちのカメラは2011年のかなり古い機体ですが)で「フォトコンテスト入賞」というささやかな目標だけが心の支えです。

今までは失業保険や傷病手当を失業のたびに受給しながら生活していましたが、その辺も万策尽きています。

【抱えてる問題/困っている事】
社会復帰への焦りはありますが精神的なダメージが大きく、社会で普通に働くのは非常に難しいと感じています。

働けたとしても高齢者の方が行なうような、心身に負荷がかからない労働が限界かもしれません。

生活の立て直しのため役所に生活保護の相談に行く予定ですが、iDeCoの資産がどう判断されるか(働けない今、引き出せない資産を理由に申請がとおらないのではないか)という強い不安があります。

また、生活保護を受給できたとしてもただ最低限の生活を送るだけでは希望がなく、かといってカメラのような趣味を持つことに「贅沢ではないか」という罪悪感もあります。

【何を聞きたいのか】
日頃から多くの患者さんを診ていらっしゃる先生方に社会制度の知識からアドバイスを伺いたいです。

私のようにメンタルの不調で就労困難な者が、生活保護などの公的支援を受けながら「治療に専念しつつ、社会から孤立しない」ためにはどのような心の持ち方や生活の工夫が有効でしょうか。

また生活保護を受給しながら、こうした(お金のかからない範囲での)趣味を楽しむことへの罪悪感にどう対処すればよいでしょうか。

ただ生きるためだけでなく少しでも前向きな「楽しみ」を持って療養生活を送るためのヒントをいただけると本当に救われます。

なお、収入を得る方法として、MNPなどが有効と思っています。ほか、インターネットで募集されている治験やモニターアンケートは労働と判定されて手当は減るのか、その辺も含めて情報をいただきたいです。

よろしくお願いいたします。
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