カルテ:信用保証協会から5年ほど連絡がないが今の状態で時効の援用ができるか知りたい
患者名:ガッチャマン
担当医:
mica先生
■患者問診■
【現在の具体的な状況】
約30年前、店舗を運営し利益を上げていたことから、株式会社を設立。業績は良好で、銀行からの借入を活用し設備投資を行ないながらも順調に返済を重ねていました。
ある日、新しく着任した銀行の支店長から、挨拶代わりとして保証協会を介した公的融資を勧められます。当時は既存の借入も残っており、新たな借入の必要はなかったものの、強く勧められたため契約に応じました(実は良い車に乗り換えたかったという事情もあります)。
このとき、代表である私と妻が保証人として署名・押印しています。
売上は順調に推移していたものの、半年ほど経過すると大手ライバル店の出店により徐々に減少。別の事業への転換を検討し、銀行に再度融資を申し込みましたが、既存借入があることを理由に断られます。
収益だけでの返済は厳しい状況でしたが、返済を継続。しかし支払いは次第に困難となり、店舗は閉店、会社も休眠状態となります(現在は法務局により解散扱い)。
在庫商品を業者に売却し、手持ちの財産も処分しながら返済を継続。毎月100万円を超える返済のため、自宅も売却して資金を工面しましたが、最終的に限界に達し返済を停止しました。
銀行からは信用保証協会が債権者として請求を受け、最初は訪問を受け面談。私は「やるべきことはすべてやった(支払った)」と説明しました。
借入時に信用保証協会へ手数料を支払っていたため、返済不能時には保証協会が代わりに支払うものと考えていました。しかし実際には、保証人である私たち夫婦に請求が届き、財産もほとんど残っていなかったため支払いは不可能でした。
その後、裁判で敗訴。以降は残高を知らせる手紙が定期的に届きます。住まいは賃貸で転々とし、その間も残高明細や請求書が届きましたが、「毎月5,000円程度しか支払えない」と返答。すると「5,000円でもよいので支払ってほしい」と振込用紙が送られてきます。
再度、「毎月5,000円を一生払い続けるのか。私たちの死後、子どもたちに請求は及ぶのか」と問い合わせましたが、それ以降の返信は途絶えています。
【抱えてる問題/困っている事】
7年前に県外へ引っ越しましたが、引っ越し前の住所からの転送で信用保証協会から残高明細が一度届いたのみで、その後5年間は一切連絡がありません。
この状況から、時効の援用が可能ではないかと考えていますが、最後の連絡が正確に5年前かどうかは不明です。
今後、請求に怯えることなく生活できるのか、また私たちの死後に子どもへ請求が及ぶことはないのかも不安です。
なお、支払い不可能となってから返済は一回もしておらず、裁判はおそらく約10年前に行なわれました(出廷はしていません)。その後の請求書は普通郵便で届いており、受領の証拠はありません。
【何を聞きたいのか】
約10年前に裁判で敗訴の通知を受け、その後は定期的に残高や請求の手紙が届いていました(書留ではなかったと思います)。7年前に県外へ引っ越し、5~6年前に一度だけ残高の手紙が届いて以降、連絡は一切ありません。
この場合、時効の援用は可能なのでしょうか。確認する方法がありましたらお教えください。
また、別に所有している法人があります。売上はほとんどありませんが、数年前からこの法人に貸し付けた資金をビットコインとして保有しています。この法人も近いうちに解散予定ですが、ビットコインを換金して個人に戻す際、時効が成立していない場合は差し押さえなどの対象となる可能性はあるでしょうか。
時効の援用ができない場合、ビットコインを日本円に換金するときの税負担を抑える方法、または最適な対応についてもご教示いただけますと幸いです(なお、法人としての税金は決算時に納付しています)。
よろしくお願いいたします。