案件名 2004/09/12 配信
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
ブラックだけど融資してほしい
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
患者名 げる 担当医 mica 先生
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

●患者問診より●

会員のげると申します。
いつも楽しく拝見させて頂いております。
他に相談も出来ずメールさせて頂きました。

当方、平成14年度より自営業で業務請負という仕事を営んでおります。
仕事の内容は工場やオフィス等への人材派遣です。ただ、派遣の免許が
無い為、名目上、業務請負という形でやっております。

さて、今回のご相談というのは融資に関してのご相談なのですが、今ま
で何とか自己資金で会社を運営していましたが、それも仕事が暇なせい
もあり底を着いてしまったので融資を申し込む事になりました。知り合
いの紹介で行政書士さんを紹介して頂き一連の件をお願いする事となり
ました。
当方も初めての事で何も分かりませんでしたので行政書士さんに言われ
るがまま動いていたのですが結果は融資不可能と言う答えでした。下記
が一連の流れです。

平成16年3月下旬「会社の経営が苦しいので融資を申し込みしたい。」
と要請しました。行政書士は「まず、申告が必要です」との事でした。
私は、融資の要請をするまで税金の申告など過去一度もした事がなかっ
た（現在34歳ですが、それまで14年・15年も含め所得税の申告は仕事を
していないので\0です。と書類に書いて送付していました。）ので、申
告も行政書士が「では」ということでお願いする事となりました。

この時の申告は修正申告で14年度・15年度でした。
金額は適当に行政書士が作ったもので、実際の売上・利益・経費はデタ
ラメです。その作業（16年4月22日申告、16年6月14日税金納付）が終わ
り、銀行に融資の申し込みに行きました。
銀行は地元の信用金庫で取引はありませんでした。

必要書類を持って銀行に話をした所、派遣と業務請負の意味があまり通
じなかったのか、市役所（産業振興課）が窓口の中小企業向け融資（各
都道府県が行っていて保障協会が保障の融資）の方が直接、保障協会の
担当と話が出来るのでそちらの方がいい。との話でした。

再度、窓口を変え16年7月7日必要書類を持ち、産業振興課へ出向き、仕
事の内容も理解して頂き受理して頂きました。

その時、持参した書類です。
・申込用紙
・信用保証委託契約書
・印鑑証明
・住民票
・納税証明書その1
・納税証明書その3
・車両見積
・機械見積
・14年度15年度申告書のコピー


16年8月6日、保障協会との面接で事前に用意しとくように。と言われま
した。
・自宅契約書
・自宅家賃が引き落としされている通帳
・税金納付の領収書
・仕事に纏わる請求書
・領収書
・契約書（顧客との）

上記を用意し面接を受けました。

自宅契約書に関しては問題はありませんが、通帳は家賃が払えない時も
ありましたので、全部が全部記載されていません。
税金納付の領収書は日にちが大分過ぎてからの納付だったので、行政書
士が「これは出さない方がいい。」という事でした。なので出していま
せん。

仕事に関する請求書・領収書は一部、しかも請求金額と領収金額とはま
ったく違い、一度、行政書士にみてもらい「これでOKです」という事で
した。契約書は用意していましたが、担当の方は見ていません。
面接が終わり16年8月10日融資不可能の結果でした。


そこで、激裏様にご相談なのですが、何か他の方法・裏の手・別の融資
先がございましたらご指導頂きたいのですが・・・。

当方の詳細です。

仕事内容・・業務請負（人材派遣の様なものです。）
事 務 所・・自宅兼事務所（回線は別回線）
信用情報・・ブラック（CIC・CCBは真っ黒。現在でも金額を下げて支払い
しております。銀行系は真っ白。過去に公的資金の利用無）
申告額・・・14年度 収入金額 \62,36,500 所得金額 \2,812,114
15年度 収入金額 \6,793,761 所得金額 \3,185,400
融資金額・・\12,500,000（これが限度額）
見積・・・・車両 \5,000,000 機械 \7,500,000（実際は購入しません）

他にご不明な点ございましたら何なりとお答え致します。
長々と申し訳ありませんが、非常に困っております。
よろしくお願い致します。



●担当医所見● mica 先生

税金納付の領収書を提出しなくても、確定申告書のコピーに申告日の日
付が入るので、融資のつじつま合わせってのがバレバレですね。

また自営業ならば融資には過去3年分の納税証明が要ります。
（平成13，14，15年度分）
これをクリアできない若い会社は、よほど業績が良くない限り、かなり
キツいです。それに平成14，15年度分をまとめて、今年に修正申告っつ
うのは、もうバレバレで怪しすぎます。

しかも・・・（非公開）


※会員情報では公開しています。配信日より2週間以内に年会員登録いただけるとこの情報を取得できます。