案件名 　　　　　　　　　　　　　　 2003/12/17 配信
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銀行口座からの引き出し
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患者名 ハンドルなし 担当医 ばく 先生
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●患者問診より●

富士銀行の300万のカード盗難による引きだしなのですが、あくまでも仮
定の話ということで、ご相談しました。昨年の8月ごろに銀行カードの入
ったカードケースを落としてしまい、翌々日の朝、気づいて銀行に電話
するとすでに引き出しがあるとの事だったので、警察にもいきビデオを
確認しましたが、誰だかわかりませんでした。

その後、保険会社の調査面談をしました。少し内容が不明確だったので
すが、カードを落とした場所は恐らく電車の中だと思うといいましたが
最後にカードを利用した日がいまいちはっきりしなかったことや盗難に
合う1週間前に260万ちかい入金があったことなどを理由に保険金の支払
いが拒否されてしまいました。

実際、4月ごろに保険会社の200万の積立金が満期となり、預金をし、そ
こからパチンコなどの利用のたびに引出しをして、勝ち分などを家にへ
そくっていたのだが、盗難の直前に1週間ほど入院したのをきっかけに自
宅に260万ほどをおいておくのは、ピッキングとうもあるので危ないと思
い貯金した結果がこうなったといいました。悔しくも保険会社は同じ保
険会社だったので、積立金の満期のことはわかるはずなのに該当するも
のはありませんとの回答でした。

不正引出しについて、使用されたキャッシュディスペンサーは3箇所あり
1箇所目は、残高証明2箇所目は、100万3箇所目は、200万の引出しがあり
2箇所目の引き出し時刻頃、カード持ち主本人のPHS利用が、そのキャッ
シュディスペンサー付近でありました。
また、カード持ち主本人の親類からカード持ち主本人の同姓同名（名前
の漢字のみ違う）相手に200万の振込みがありました。（カード持ち主本
人の架空口座）

保険会社からの最終回答時に
1.カード持ち主本人のPHS利用
2.親類からの振込み
の件は、何も言われていませんが、とりあえず、保険会社は自作自演を
疑って、現状では支払いは出来ないということで今に11月にいたってい
ます。

文章からすると不明な点を解明できれば考え直すとの事でした。
（2月ごろの話）

保険会社が疑っているところ、

1.暗証番号が生年月日の間逆だったのにわかるのはおかしい。
↑カードケースの保険証のコピーが入っていたのでわかってもおかし
くないと思う。

2.直前にそんな大金を預金するのはおかしい。
↑上記したとおり

こんな状況なのですが、もうあきらめたほうがいいですか？



●担当医所見● ばく 先生

本当に悪運が重なっていただけなのであれば保険会社に対して何度でも
不服申し立てをしましょう。
保険会社が自作自演の可能性があるというのであれば・・・（非公開）


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