案件名 2000/09/01 配信
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生活保護まであと一歩足りない
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患者名 ハンドルなし 担当医 mica 先生 tantei 先生
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●患者問診より●
はじめまして。激裏、いつも楽しみに拝読しています。今回メールを差
し上げるのは、ある相談があるからです。
実は先日、25年来の親友が長年患っていた精神病(分裂病だと思うので
すが)が原因で自殺しました。42歳で独身、無職、国立大学卒、両親と
同居していました。分裂病といっても、いつもいつも妄想や幻覚、幻聴
にとらわれていたわけでなく、ときどき、「ラジオが俺のことを話して
いる」などとあらぬことをくちばしることはありましたが、まともなと
きは健常者と変わりません。(自殺未遂は数回あります)。だだ、社会的
には不適応者で、意を決して就職しても1週間くらいしかつづかず、すぐ
に仕事をやめてしまうというありさまでした。なんとか食べてこれたの
も、両親と同居していたからです。
今回自殺したのも、ある会社に工場労働者として雇われたのですが、2週
間で辞めてしまった直後でした。非常にやつれて、激やせしていたそう
です。まず手首を切つたり「神さまが死ねと言っている」などとくちば
しりはじめ (彼はキリスト教信者でした)、とうとう先日の未明にパジ
ャマのまま家を抜け出して3キロほど離れた橋の上から飛び降り、身元不
明の死体として発見されました。
話が長くなってすみません。
相談というのは、彼のように、生活保護が受けられるような完全なる障
害者というのでもなく、かといって、非常に社会に適応しにくいタイプ
の人はもしかして、彼の場合もなんらかの公的機関に申し出れば、援助
や保護を受けられたのかも知れません。
実はかくいう私も、彼とほぼ同じ状態なのです。分裂病ではありません
が、一応鬱病ということで、精神科にかよっています。医師には「社会
的不適応」だと言われました。今は無職。生活保護の申請までしようと
考えましたが、あなたくらいの症状では受理されないと医師に言われま
した。自殺した友人や私のようなグレーゾーンで苦しんでいる人が大勢
いると思われます。アドバイスをお願いします。
●担当医所見● mica 先生
障害者の方はそれにより生活能力がなれれば、障害者として、生活保護
とはまた別の「福祉」を受けることができます。ただ、身体障害者手帳
を受理するには難しく、例の真須美さんの件があってから、これまた慎
重になってるようです。
ただ、精神病の方は・・・(非公開)
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●担当医所見● tantei 先生
tanteiです。
保護を貰うのには・・・(非公開)
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