案件名 2000/01/14 配信
--------------------------------
M$やってくれたな
--------------------------------
患者名 さるきど 担当医 BlackLotus 先生 busuko 先生
--------------------------------
●患者問診より●
こんにちは会員のさるきどです。情報提供させていただきます。
マイクロソフトのサポートセンタに電話して、メールソフト
「OutlookExpress4.5」から「OutlookExpress5」にアップグレードする
時に、データを移植することができなかったので、方法を伺いました。
すると、すべてのデータが消えてしまいました(実際は消えていなかっ
た)
「どうしてくれるんですか。もう、4.5のデータは戻らないんですか。」
「申し訳ありません。5に移したら修復することができないんです。」
1800通ものデータが一瞬の内に消え去ったことに血の涙を流しました。
ぼくは、3日後、記憶量の少ない「iBook」のアプリケーションを整理す
るため、いろんな物を捨てました。その中に、いまはもう無と化した
「OutlookExpress4.5」もありました。ですが、どうにかしたいという
気持ちが冷めませんでしたので、マイクロソフト本社に封書で手紙を送
りました。天下のマイクロソフトだったらなんとかなるだろうという思
いを込めて。
すると、後日電話がかかってきました。
「なんとかしたいので、PC本体を送っていただきたい」
と。そのときは、心に希望の光が見えました。しかし、数日後、
「やはり復旧はできません。保証もできません。」
などといい、こちらの非を追求し出したのです。慇懃にして、無礼な口
調で。保証をしなくてもいいように、約款か何かに書いてあるそうです
ぼくは、悔しさと自分の無力さに、唇を噛みました。確かに、法律上で
は、裁判では、ぼくは負けるかも知れません。だからといって、あの態
度はないと思うのです。大事なデータが消えた、しかも、意見の食い違
いの可能性が会ったかも知れないとは言え、責任の一端はマイクロソフ
ト側にあるにも関わらず。
こんな仕打ちを受けたぼくは、無力ですが、なんとか一矢報いたいと考
えております。弱者の味方、激裏さん。そして、激裏メンバーのみなさ
ん。担当者の吉川をはじめ、マイクロソフトに一泡蒸かしぼくが慰撫さ
れる方法はないでしょうか。よろしくおねがいします。
●担当医所見● BlackLotus 先生
まずは貴重なデータのお悔やみ申し上げます。
結論から申し上げますと、このケースはどうにもなりません。世の中に
流通するソフトウエア製品は、全ての物がと言って良いほど
「不完全な」製品
なのです。
良い機会ですので、もう一度「使用許諾契約書」(ライセンス)の内容
を確認してみましょう。手元にある某○S社の物から抜粋いたします・・・(非公開)
※会員情報では公開しています。配信日より2週間以内に年会員登録いただけるとこの情報を取得できます。