案件名 2007/05/21 配信
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生活保護決定に伴う扶養照会書の書き方
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患者名 ハンドルなし 担当医 ぶりんだ 先生
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●患者問診より●
今回、先生方の知恵をお借りしたくてメールした次第です。
先日、「生活保護決定に伴う扶養照会書」というものが父方祖父母の居
住地の役所から届きました。
高齢で入院している祖父母が生活保護を受けるにあたり、扶養義務者の
援助の方法を聞く、との内容でした。
届いたばかりなのに返答期日がすぐで、相談するところがなく、先生方
のお力をお貸しいただきたいと思っております。
詳細としては、まず父親は亡くなっており、父方祖父母の扶養義務を負
うのは姉、兄、私となるのですが、姉と兄は私とは腹違いの兄弟で、こ
の8年ほど連絡を取っておらず、音信不通です。
また、父の死亡の際に相続を放棄しておるため、私は相続人ではありま
せん。
私には還暦を迎えた母がおり、そちらの扶養もしなければなりません。
私は、年収250万円ほどで、借金(奨学金)もそれくらいあります。
仮に、私が毎月1万円ほど(これが自分の限界です)金銭的援助をすると
して、祖父母の受給額が減ったり、生活保護の決定がなされないことが
あるのでしょうか。
もしそうなら、精神的援助にした方が良いのでしょうか。
また、期日までに返答せずに日数が経過すると、裁判所からの執行や調
査等、何かしらのペナルティがあるのでしょうか。
どうぞ先生方の良き知恵をお願い致します。
●担当医所見● ぶりんだ 先生
>仮に、私が毎月1万円ほど(これが自分の限界です)金銭的援助をする
>として、祖父母の受給額が減ったり、生活保護の決定がなされないこと
>があるのでしょうか。
生活保護の決定が覆る事はないでしょうが、正直に1万円の援助を申請す
ると、それはそれで計算に入ってしまいます。
>精神的援助にした方が良いのでしょうか。
その方が良いと思います。
福祉事務所は何とかして・・・(非公開)
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