案件名 2008/04/14 配信
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ブックオフの宅本便で査定に送った商品を紛失された
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患者名 匿名希望 担当医 mica 先生
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●患者問診より●
【現在の具体的な状況】
本、CD、DVD等の買取りでお馴染みの「ブックオフ」には、売りたい本を
着払いで送ることで査定・買取りしてもらえる「宅本便」というサービ
スがあります。
昨年末に3箱分の本を送ったのですが、連絡を待っても全く音沙汰がなく、
期を煮やしてこちらから連絡したところ「申し訳ありません、至急確認
します」との回答があり、その後「3箱のうち1箱が見当たらない」との
連絡がありました。
結局先方の過失で1箱紛失を認め、謝罪されました。
残りの2箱の査定については完了させ、査定額は合わせて5,000円弱でし
た。
紛失した1箱分の補償に関しては相手もこちらの出方を探りつつ、間接的
に「残りの2箱の査定額から考えて1箱2,500円に色をつけた金額で」とい
うような交渉をしてきました。
ちなみに査定に出した本は主にPC関係の実用書がメインで、あとは漫画
の単行本や小説等が少しでした。
1箱あたり約40~50冊入れて送りました。
こちらも向こうの言いなりでは腹の虫が収まりませんので「誰も売ると
は言っていない、あくまで査定に出しただけなんだ」「紛失した本を返
せ」と主張しました。
その時の相手の返信は以下の通りです。
>残り1箱につきましては、大変に申し訳ございませんが、お電話にてご
>説明さしあげた通り、所在が不明となっており、お品物の査定、お品物
>のご返却が出来なくなっております。
>
>従いまして、2箱はご返却が出来るのですが、1箱は相当する額をご入金
>という形で対応させていただければと存じます。
>
>お品物ではなく額面にてお支払いというのは、甚だ失礼なお話ではござ
>いますが、お返しができない以上、お詫びの形として示させていただけ
>ればと存じます。
>
>上記のご対応につきまして、改めてご指示頂戴したくお伺い申し上げま
>す。
>何卒よろしくお願い申し上げます。
【抱えてる問題/困っている事】
さて問題なのが、こちらは査定に出した本をリストアップしていたわけ
でもなく、箱に適当に本を投げ入れて送ったため、何の本がどれだけ入
っていたのか詳細を出せないということです。
残りの2箱のリストを強引に上げさせましたが、概ね何が入っていた箱か
とわかる程度で、具体的に何が何冊入っていたかは明確に出来ません。
また、なぜか査定金額は書いていませんでした。
紛失した箱はPCの実用書がメインだったようなので、以下のように連絡
しました。
>ご連絡有り難うございます。
>
>額面でのお支払いの件了解致しました。
>
>改めて2箱分のリストを見直しましたが、不幸にもPC実用書関係のもの
>が紛失したようで、こちらで可能な限り紛失した1箱の内容をリストア
>ップしてきましたが、さすがに完全には覚えておりません。疲れました。
>
>中には1冊15,000円以上するものもいくつかありましたが、価格帯でい
>うと1,500円~5,000円程のものがほとんどで、約40冊と考え、1冊平均
>3,250円とすると、130,000円分となります。
>
>実際リストアップすると確実にこの金額を上回ると思いますが、こちら
>もリストアップや計算等で時間を要するため、上記金額で精算していた
>だいて結構です。
>
>また、保留している2箱分のものですが、11月末に査定依頼した件が今
>日に至るまで延びてしまい、査定金額に関してもいささか不満ではあり
>ますが、2箱分に関してはお振込みも完了していますので、そのまま売
>却という事で進めて下さい。
>
>早くこの件は終わらせたいと考えています。
>お手数ですがよろしくお願い致します。
その返信が以下です。
>ご返信にお時間がかかりまして誠に申し訳ございません。
>
>弊社といたしましては査定額に相当する額面にお気持ちを加えさせてい
>ただくことでご対応を検討しておりましたが、今一度、社内にてお話を
>揉ませていただければと存じます。
>
>お待たせしているところ重ね重ね恐縮ではございますが、何卒よろしく
>お願い申し上げます。
それに対して下記のように返信しました。
>以下のご連絡を頂きましたが、11月末にこちらが依頼した件が早2月も
>半ばにさしかかり、まだ検討ですか。
>反省の色が全く感じられず、極めて遺憾です。
>連休の間全く連絡がなかったことを察するとおそらく普通に休まれてい
>たのでしょう。
>
>ここまで時間がかかっている理由と、いつまでに解決されるのか大至急
>お知らせ下さい。
その後10日間ほど間があいて以下のメールが届きました。
>この度はお品物の紛失につきましてご対応が大変に遅くなり、誠に申し
>訳ございませんでした。
>
>ご要望に際しまして、弊社として可能な限りお応えできる額面をご提示
>するにあたり、なかなか結論を出すに至らず、お時間を多分に頂戴いた
>しましたことを深くお詫び申し上げます。
>
>この度の補償額といたしまして、当センターといたしましては、お詫び
>も含めた額面として「30,000円」をお支払いさせていただければと存じ
>ます。
>
>ご了承いただけましたならば、ご指定の口座へご入金の手続きをさせて
>いただきますので、ご意見頂戴したくお願い申し上げます。
>
>お品物をお送りいただいてからここに至りますので、長期のお時間を費
>やし、●●様には大変なお手間、お手数、ご心痛をお与えしましたこと
>を伏してお詫び致します。
>何卒よろしくお願い申し上げます。
さすがに3万円では納得がいきません。
そもそもこの3万円の意味がわかりません。
紛失した本と長期にわたり与えた精神的苦痛に対する賠償ということな
のでしょうか。
【何を聞きたいのか】
自分の中のランディングポイントとしては「13万円の賠償」もしくは、
「どうしても3万円なら何とか懲らしめたい」の2点です。
最悪、意地でも本をリストアップして本を全て返還させようと思ってい
ます。
ベストは13万円の賠償ですが、そこに持っていくまでどのように対処し
たら良いのか教えていただきたいです。
少額訴訟等も検討しましたが、そもそもこのような場合の賠償の相場は
どのようなレベルなのでしょうか。
また紛失した本の内容を証明出来ないのは、やはりこちらが運が悪かっ
たと諦めるしかないのでしょうか。
長々と申し訳ありません。お手数ですがよろしくお願い致します。
●担当医所見● mica 先生
裁判をしても13万円は取れません。なぜなら中古本だからです。
新品価格を損害賠償請求しても認められません。
認められるのはあくまでその本の時価であり、新品価格ではありません。
また・・・(非公開)
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