案件名 2011/09/06 配信
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傷害事件の加害者から高額な賠償金を貰いたい
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患者名 通りすがりの自転車乗り 担当医 魔笛序曲 先生
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■患者問診より■
【現在の具体的な状況】
昨年9月に自転車でサイクリング中、ケンカ(片方が一方的に暴行を加え
ている状態)に出くわしました。
被害者の方が必死に謝り「止めてくれ」と懇願しているのにも関わらず
加害者は手を緩める気配がありません。見かねて声をかけましたが状況
は変わらず、心を決めて止めに入る事にしました。
私は自らの自転車に乗車したまま2人に近づきました。
間近まで近づいた時、暴行中の加害者がバランスを崩し私と接触、私は
転倒してしまいました。
そして体当たりをされたと勘違いした加害者は、暴行の対象を私に切り
替え、掴みかかってきました。
掴まれないよう手を振り払いましたが、結局は片手を捻り上げられてし
まい、続いて口論になりました。
私は転倒した際の傷からの出血が酷く、110番したところ加害者は逃走。
自転車で追跡し、加害者が住宅街に逃げ込んだところを捕まえましたが、
再度腕を捻り上げられ(柔術の心得があるようです)自転車ごと路地に
引きずり込まれました。
しかし、その際に運よく警察官が現れそれ以上何かをされることはあり
ませんでした。
この件で私は3週間の打撲、擦過傷、頚部、手首への捻挫、乗っていた
自転車は全損(フレームのパイプが割れたり凹んだり)となりました。
警察へ被害届を出し、現在加害者は地方検察にて取り調べを受けている
最中です。
【抱えてる問題/困っている事】
暴行に関しては警察や検察の方で罰せられますので、お任せしておけば
いいのですが、怪我の治療費や自転車の賠償を加害者に要求したところ、
「1円たりとも払う気は無い。払って欲しければ裁判でも起こすんだな」
との返答でした。
弁護士に相談しましたら「怪我の治療費は確実に取れるが慰謝料は大し
て取れない(数万円程度)」と言っていました。
また、自転車はカーボン製の高額なものとは言え、本件の衝撃が原因で
全損となった事を証明するのは難しいとのことでした。
結局のところ裁判を起こしたとしても、数万円の賠償のみ、自転車に対
しては1円の賠償もされない可能性があるという事です。
自転車は50万円程で、自転車屋からは「全損」と判定されています。
【何を聞きたいのか】
加害者から治療費、慰謝料の支払い、そして自転車の弁償をさせる方法
がありましたらご教授お願いします。
見て見ぬフリをしたほうが結果的にマシだった、なんて事では悔しすぎ
ます。
■担当医所見■ 魔笛序曲 先生
まず相手の出方を見るしかありません。
「加害者に要求したところ」とありますが・・・(非公開)
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