案件名
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SNSでのなりすまし及び誹謗中傷について
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■患者問診より■
【現在の具体的な状況】
いつも楽しく拝見させて頂いております。
今回は、SNSでのなりすましについてお聞きします。
同姓同名などといった逃げ口上があるため、一般的な誹謗中傷とは異な
り、グレーな書き込みについては抑止が難しいのではないかと思ってお
ります。
現状、何の被害もありませんが、いざというときの対策のため相談をさ
せて頂きます。
【抱えてる問題/困っている事】
個人情報とは、特定の個人を識別する事ができる情報だと認識しており
ますが、同姓同名の可能性がありますので、実名だけでは個人を特定し
ているとは言い難いです。
しかし珍しい実名の人に限っては、知り合いからすると誰を指している
のかが予想でき、実名+個人情報に定義されないようなアバウトな情報
(血液型・年齢・嗜好・大まかな住所や出身地)があれば実質、特定さ
れたようなものかと思います。
その場合、なりすましであることの証明ができず対策のしようがないよ
うに思いますし、自分を語ったアカウントで公序良俗に反するような事
を発言されれば、事実の有無に関わらず相応のダメージを被ります。
【何を聞きたいのか】
インターネットを通じて、誰もが容易に情報発信をできるようになった
現代において、自分がなりすましのターゲットとされた際の、具体的な
対処法をご教示頂ければと思っております。
またターゲットと関連付けるための個人情報に定義されないような情報
は厳密にどこまでがOKで、どこからがOUTになるのでしょうか。
基準を教えて頂けると有り難く思います。
お悩み拝見しました。
最近は有名人だけではなく、個人情報収集や嫌がらせ目的での一般人へ
なりすましも問題になっていますね。
まず、ご相談内容を整理をさせていただきますと、以下の3つの事柄に
ついて回答を求めておられるかと存じます。
1.なりすまし行為そのものの違法性
2.なりすまし行為の際の他人の氏名等利用による個人情報保護法違反
3.なりすまし行為への対策
順番に回答させていただきます。
・・・(非公開)
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