ネット終了の危機!国際協定「ACTA」

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2012/7/02 09:34
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「ACTA(アクタ)」は危険な法案です。
このACTAが施行されたその日から、国民の大多数が"違法行為"に手を染めた犯罪者となるのです。

2chもツイッターも全部閉鎖、インターネット終焉の危機です。
情報統制、監視社会が実現されてしまいます。

ACTAについての情報は極めて少なく、認知度も低いのです。
敢えて汎用的な紛らわしい略語を採用した可能性もあります。

違法ダウンロード刑事罰化をあっさり決めた日本政府。
ここで食い止めなければなりません。


【ACTA(アクタ)とは】

「偽造品の取引の防止に関する協定」または「模倣品・海賊版拡散防止条約」。
「知的財産権の執行を強化するための新しい国際的な法的枠組」とされていますが、「知的財産権」はACTAで一度も定義されていません。

すべての写真、画像、動画、音楽、ロゴ、デザインはおろか新聞記事やユーザーが書き込んだ文章までにも「著作権」があり、それらを無断で改変し、使用することが、明確に禁じられることになるのです。
「著作権」の範囲をあえて定義せず、広範に適用する魂胆があるのでしょう。実に悪質です。

自由にネットで発言することすらも覚束なくなるでしょう。
事実上のインターネット終焉となり、IT業界もろとも崩壊します。


【ACTAって何?何がそんなにヤバイの?】



【ACTA とは何か?著作権 とネットの自由】




【ACTA わかりやすいチラシ】
ACTA_go.jpg
PDFはコチラ ACTA_go.pdf



ACTA[アクタ]。
模倣品・海賊版拡散防止条約 [Anti-Counterfeiting Trade Agreement]。

この名前は誤解を招きます。

"知的財産権"の意味は、ACTAで一度も詳しく定義されてません。
商標の意味も、あらゆるアイディアや情報って意味にもなります。

あとで著作権を主張できて、使用を制限できたり、処罰できるということです。

これは、今のインターネットに絶大な影響を及ぼすでしょう

実際のACTAの条文は、広範囲を扱っていて、複雑で、とらえにくいです。
だからここでは、インターネットに起こることを仮想の現実社会を例に見てみましょう。


(以下、引用)

【ACTAはどう使われる?(例:仮想の現実社会)】

料理教室にお金を払ったとしよう。
教室でおいしいフライドチキンの作り方を教わって、家に帰ったとき妻にレシピを教えた。

※ここで問題が起こる

ACTAによると、夫婦どっちも犯罪者。
お金を払ったのは1人なのに妻に無料で情報を共有したからだ。

ACTA
の規制は明確。
著作権のある情報を共有した疑いがかかると、住んでる国によっては、あらゆる教室に行くことが禁止され、罰金が課されるか直接刑務所行きになる。

でも、家でフライドチキンのことを教えたなんてだれも分かりやしないって?
そう、今の法律ではその通り。

でもACTAは徹底した監視でこれをやり遂げる。
すべてのコミュニケーションが監視される。

あなたのだけじゃない。あなたの家族も友人もみんな監視される。念のために。

でも、プライバシーも人権も自由もいらないでしょう?
隠すことなんてないんだから。

という理屈です。

ACTAが発効されたらインターネットがどうなるかを見てみましょう。


【ACTA発効後のインターネットはどうなる?】

インターネット回線は双方向のベルトコンベアーだと考えていい。
ベルトコンベアー上にデータが小包としてコンピューターに出入りする。

ACTAのもと プロバイダー(我々がインターネットに接続するために料金を支払う)は著作物を含んでいないか、コンピューターが送受信するすべての小包を調べることが義務付けられる。

著作物を数回送るか、受け取るとインターネットから切断されたり、刑罰の対象になる。

つまり、チャットで友達にMP3を送ったり、著作権のある音楽がBGMに使われたパーティの動画をアップロードしたり、著作権のある新聞記事をEメールで引用すると・・

おしまい。お縄だ。

それじゃ足りない、と言わんばかりに問題の記事の情報は新聞社に送られて、訴えによっては罰金が課せられたり、刑務所行きになる。

プロバイダーも、常に自分のサーバーに著作物や、著作物へのリンクがないかチェックすることが要求される。
これはユーザーの投稿、たとえば音楽や写真、動画を受け付けるあらゆるサイトにとって致命的だ。
そんな法律のもとでYouTube、ニコニコ動画やTwitterはどうやって運営できる?

だから、今知ってるインターネットは崩壊の瀬戸際にある。

でも、せめてこの法律で「クリエイターは助かるんじゃんない?」って思うだろう。
ところが、ミュージシャンや作家、映画製作者、ジャーナリスト、ソフトウェア開発者、研究者などもみんな損をする。
だって、彼らも同じルールで縛られるんだから。

保護されたアイディアはもう再利用・改善・掘り下げることができない。
文の一部さえ保護され、著作物として制限される。


この条約で得するのは、業界のごく一部の人間。
いわゆる"コンテント・マフィア"-アメリカレコード協会(RIAA)やアメリカ映画協会(MPAA)だ。

彼らは長いこと自分達の時代遅れのビジネスモデルを脅かす「インターネット問題」を解決しようとしてきた。
ACTAは政府へのロビー活動や彼らの交渉への参加の結果、作られたものだ。
最新のリークでは、予定されているコンテント・フィルターやブロックを回避する技術も違法になるようだ。


最悪なのは、これらがすべて秘密裏に進められていることだ。
欧州では、投票で選ばれてすらいない人が代表として参加している。

この異常なコピー防止は、情報統制にも有用だ。

一度インターネット・フィルターやブロック技術が整備されてしまえば事実上、著作物だと指定されたすべての情報を抑圧することができる。

ここで覚えておきたいのは、条約に携わっているのはインターネットが何かちっともわかってない人だって可能性があること。


そして、一度条約が署名されたら、その内容は発効されなければならない。

結果、直面するのは-
・検閲されたインターネット
・制限された、発言の自由
・特定のプロトコルが制限されることによるネットの中立性の喪失
・ネット上のあらゆる活動の監視
・自由の喪失と人権の制限
・インターネットから遮断されるといった処罰



インターネットのために行動を起こすべきなのは今だ。
このACTAという名のクラーケン(怪物)を止めるんだ。


引用元
http://www.news-us.jp/article/267070972.html



ACTAの問題点】

・著作権侵害が疑われるウェブサイトの強制シャットダウン
・ISPが著作権所有者に、個人ユーザー情報を開示することも義務化する
・国境でのiPod等の内容操作
・スリーストライク法(3回侵害行為をすると接続を遮断する)
・ポリシーロンダリング(実現したい政策を海外に出して「海外で決まったから」といって国内法を成立させる)
・アクセスコントロールの回避に刑事罰の方向
・仮処分に関して、今まで権利者の言い分が正しいと判断した場合に仮処分ができたが、その判断をせずに仮処分ができる
・訴訟に関して、敗訴者が勝訴者の弁護費用を負担
・ジェネリック医薬品の取り締まり
・農作物の一部の種の使用を特許によって禁止し、食糧と薬品供給の一層の大企業カルテル化を促進する


acta_syomei1110_02s.jpg そんな協定が日本主導で国際的に秘密裏に決められ、2011年に日本を含む8カ国が、2012年には22カ国が署名してしまいました。

日本国家が滅亡の憂き目に遭うことも視野に入れなくてはならないかもしれません。

2012~13年中に発効が予定されています。

協定は仮称のまま、国会での審議もなく署名され、外務省が条文の公式日本語訳を出したのも2012年3月になってからのことです。

今年の2月から欧州で批准を凍結する国が東欧を中心に増えつつあり、同時期に欧州全土で大規模なデモが発生しています。世界は傾きつつあります。

欧州の政治家でも反対派が多いです。

本法案の発効にはEU議会の承認が必要となりますが、デモが起きてる背景もあり幸い議会は乗り気ではないようです。

流れは我々にあります。欧州は既に目覚めかけています。
日本人も早くそれに続き、自国の政府がいかに腐り、終わっているかを認識しないといけません。


模倣品・海賊版の取り締まりを強化するという名目で、インターネット上の自由が奪われます。
映画・音楽産業や製薬会社の寡占の合法化のために自由や治療・食糧を受け取るといった基本的人権が奪うポリシーロンダリングを止めるには、声を上げるしかありません。


2012年6月20日、「違法ダウンロード刑罰化」は1週間足らずの超スピード審議で、可決しました。
早速、JASRACら利権者団体は違法配信を特定する新技術の導入をISPに促しています。

違法ダウンロード刑事罰化詳細まとめ
「サイバー犯罪条約」で全国民が犯罪者となる日
http://www.news-us.jp/article/278122320.html

違法性について曖昧であり、それは恣意的な運用をも可能とする検閲と言えるでしょう。
今後、TPP絡みの非親告罪化、そしてインターネットサービスプロパイダへの監視義務の強制(ACTA)の流れが見えています。

自由を守る為に声を上げましょう。

acta03syomei.jpg


プロバイダーにネット上の活動をすべて監視されることを想像できますか?
命を救えるジェネリック医薬品が禁止されることを考えられますか?
1000人の食糧になる種が特許の名のもとに管理され差し控えられることを考えられますか?
これらはすべてACTAによって現実のものとなります。



(参考サイト)

Anti ACTA Japan
antiactajpban_s.jpg

日本で一番ACTAに詳しい資料室
http://ameblo.jp/kawaokakappa/

SOPA、PIPAそしてACTA...インターネット検閲を止めろ!
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1090.html


【関連動画:ACTA 日本が報道しない訳とは!ドイツ政治家の主張】







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