特別養護老人ホームというと都内では待機者が500人以上など、なかなか入居ができないのが現状です。
認知症がゆえ暴れる、排泄物を壁に擦りつけるなど、元気なころでは考えられない父や母の行動……。
待機者の家族はそういったなかで暮らし、気が狂いそうになる毎日を過ごしていることも多いそうです。
そこで考えるのは、有料老人ホームなど、待機者が少ない施設への入所。ただ、こういった施設は特別養護老人ホームに比べると入居のときに敷金がかかったり、オムツや排泄パットを自腹購入しなければならないなど、費用面での負担が大きいです。
結局は支払いできないからと有料老人ホームは諦め、特別養護老人ホームの待機。いつ順番が来るかも分からず、再び悪夢の毎日に戻ってしまうのです。
しかし、業界で働いている身からすると、ちょっとしたコツを知っていれば、預かってくれる特別養護老人ホームは意外とあるものです。
以下、そのコツをお教えしますので、ご家族に認知症の老人がおり、入所できる特別養護老人ホームを探しているという方、ぜひご一読ください。