「10軒に1軒が空き家」の営業トークに隠されたからくり

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2026/6/18 11:00
空き家と書かれたブロックと家の形の木

私は不動産業界で働いていますが、土地や中古住宅の買取営業の現場で、よく使われる営業トークがあります。

それが、
「2025年の全国の空き家率は13%を超えている」
「東京都でも空き家率は10%を超えている」
「10軒に1軒が空き家の時代です」
「今後は少子化でさらに空き家が増えるため、不動産価格も下がる可能性があります」
といった話です。

そして最終的には、「価値が下がる前に売却を検討しませんか」という提案につなげていくというものです。

実際、都内23区など住宅需要の高いエリアでは、土地や建物の仕入れ競争が激しく、不動産会社は売却物件を探すためにチラシ投函や電話営業、訪問営業を積極的に行なっています。

ただし、不動産業界の立場から見ても、「10軒に1軒が空き家」という言葉だけで将来を悲観する必要はありません。

なぜなら、この空き家率には大きな誤解を招きやすい側面があるからです。
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