案件名 2003/06/21 配信
--------------------------------
店舗の立ち退き
--------------------------------
患者名 ハンドルなし 担当医 Yellow 先生
--------------------------------
●患者問診より●
いつも雑学として拝見させて貰っています。
早速ですが貸店舗立ち退きについてご相談です。
当方10月末日まで貸店舗契約を結んでいますが、1月末に「今回は契約更
新しないでほしい」と契約している不動産屋とは別の不動産屋が言って
きました。(全員(3店舗)明け渡した後の土地売買にからんでくる不動
産屋です)
最初は当方をバカにしていたのか「建物壊すから更新しないでね」など
と言うので当方は「では正当事由についてどうしますか、無条件という
のであれば弁護士通します」と言った途端、急に「まだ確定ではないの
で。詳細決まったら連絡する」などといってごまかしたまま2ヶ月放置。
弁護士も、向こうが動くまで待ちましょうとの事でしたが、実際、借り
ている物件を新地にして売る事が明らかなので、さすがに我慢できず4
月半ばに「更新拒否なら半年前すなわち今月末ですよね。」と当方が連
絡。
すると、取って付けたかのように「今の大家が全員(3店舗)の引っ越し
費用等が捻出できなので物件を手放す事になった。買い手はほぼ決まっ
ています。1週間以内に連絡します」で、得意の放置プレイ。
と、いう間に更新拒否期限の半年前を過ぎてしまいまいました。
これで10月末の更新拒否は出来なくなりましたが、当方は散々振り回さ
れたあげく(物販店ですので仕入れの調整等もありますし、移転の事で
の心労も相当なものです)不動産屋に電話すれば留守、下っ端は「当店
管理の物件ではないので分かりません」の一点張りで社長の携帯に電話
すれば話し中(着信拒否)しかし水面下では土地売買の話を進めている
様子です。
当方は「立ち退き料をふんだくってやる。」でもなく、「絶対に移転し
ないぞ。」っていう訳でもありません。出るなら出る。出ないならでな
い。というごく常識的な対応を望んでいるのですが、相手がこの状態で
はどうにもできません。
もしかしたら当方が根負けして「3ヶ月後に出て行きます」を望んでいる
のかも知れません。当方では契約更新時(法的には10月末の更新拒否は
すでにできないので)にかかるすべての費用の免除の訴訟くらいしか思
いつきませんがこれだと不動産屋には打撃を与えられないと思います。
現時点での法的な対抗手段についてお知恵を拝借できたら・・・と思い
相談致しました。
●担当医所見● Yellow 先生
相談者様は法的知識もおありのようですし、契約更新すれば以降契約期
間は退去しなくても良いことはお分かりの上での相談と思われます。
相談内容を見ていますと、当該新不動産会社は、目的的ではなく、アバ
ウトな会社のようです。
退去についても、いまいちやりかたが不明瞭ですし、たいした人達では
ないのかもしれません。
通常退去を迫る場合に一番困るのは・・・(非公開)
※会員情報では公開しています。配信日より2週間以内に年会員登録いただけるとこの情報を取得できます。