北九州小倉監禁殺人事件の息子がTV出演、ブログ開設

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2017/10/24 11:25
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ザ・ノンフィクションインタビュー

フジテレビ「ザ・ノンフィクション」に、2002年に発覚した北九州小倉監禁殺人事件の犯人の息子(24歳)が出演。「人殺しの息子と呼ばれて」と題した番組は、初めてメディアのインタビューを受けたもので、その想像を絶する証言の数々に大きな反響が集まった模様。

北九州監禁殺人事件

事件概要
監禁・連続殺人事件関係図

人の弱みにつけこんで監禁をして金を巻き上げ、拷問と虐待によってマインドコントロール下に置き、お互いの不満をぶちまけさせて相互不信を起こして逆らえなくし、被害者同士で虐待をさせることで相互不信を一層深くさせ、自分の手は汚さずに用済みとなった人間を殺害して死体処理を行わせた(裁判では6人の殺害と1人の傷害致死)。犯罪史上稀に見る凶悪犯罪とされ、第一審で検察側は「鬼畜の所業」と容疑者男女を厳しく非難した。非常な残虐性・悪質性にもかかわらず、事件に報道規制がかけられたとされ、事件の知名度は高くない。

消された一家・豊田正義著
消された一家―北九州・連続監禁殺人事件 (新潮文庫)


ザ ノンフィクション「人殺しの息子と呼ばれて」

番組出演後、息子がブログTwitterを公開し話題になっている。

ティッシュの箱ツイート
ティッシュの箱ツイート
2016年より小倉監禁殺人息子をTwitterでアピール

秋葉原連続通り魔事件の犯人加藤の弟や、東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の犯人宮崎の父は自殺している。

加害者家族の悲惨さには想像を絶し、苦労した半生には同情するが、アイデンティティがこの凶悪事件の死刑囚の息子という事しか無い故だろうか。事件を特集したプロデューサへ毎日1時間の「事件のことを放送するな」という抗議電話を1週間続けた結果、なぜか番組出演にいたったようだが、後のブログ開設やTwitterなどをみる限り、息子の自己演出により取材した側が取り込まれたと感じるのは気のせいか。

現在も北九州に住み続けているという息子。闇は深そうである。


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