詐欺ゲーセン「アミューズメントトラスト」摘発の瞬間

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2017/12/27 11:35
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押収されるクレーンゲーム機

セグウェイなど高額景品が当たると触れ込み営業するも実際は全く取れず、詐欺の疑いで大阪日本橋のゲームセンター「アミューズメントトラスト」が摘発。クレーンゲーム機を景品が取れないように設定し、客から料金をだまし取ったとして、社長の大平剛史(33)と店員の男女5人が逮捕された。


「絶対に取れる」 クレーンゲームで47万円詐取か(17/12/24)

押収されるクレーンゲーム機
押収されるクレーンゲーム機
店舗から運び出されるゲーム機

「アミューズメントトラスト」は道頓堀と日本橋に店舗があり、日本橋店は一般的なクレーンゲームとは異っていた模様。棒を操作して穴にあるボタンを押し、同じ穴に2回棒を通せたら景品がもらえるというルール。

【詐欺の手口】
1回目(お試し無料)は設定を0にして簡単に通せるようにする。
2回目、客が操作する前、店員がさりげなく「F300回設定」にする。
こうすると投入金額×300回は通せなくなるシステム。

ロータリーSWの設定値

今回の逮捕容疑は、クレーンゲーム機の景品が取れないように設定したうえで、20代の女性客計4人に「絶対に取れる。今やめたらもったいない」と嘘を言って約47万円をだまし取った疑い。

料金は1回500円から1万円まで。ATMやサラ金から金を引き出し、ゲームを続けた客もいるという。一人当たりの被害額は10万円以上。60万円以上使った客もいるという。損を取り返そうとする人間の心理をつき、大阪、京都に数店舗、同類のゲーセンを展開していた模様。

25日、社長の大平が「被害を訴えにくい旅行者を狙う」などのマニュアルを作って利用者をだましていたことが明らかになり、店員の指導役だった社員佃明典を新たに逮捕。マニュアルは佃が大平の指示で作成。トラブルになりにくい旅行者を狙うため「利用客がどこから来たか確かめる」「3回分の無料券を渡し引き込む」などの手口をまとめ、店員に配布していたという。

騙しのマニュアルも作成、店員に指示させていたということから、被害額はまだまだ増えそうである。


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